まつ毛と美容とは
人のまつ毛は、人種によって長さは異なり、日本人で6㎜~9㎜が平均的だと言われています。
その主な働きとしては、目にゴミや埃などの異物が入らないように保護し、眼球へのキズや目の疾病、外部の刺激や菌から眼球を守る役割をしています。
動物の世界でも多くの哺乳類にはまつ毛が存在します。
生きる為に、まつ毛はとても重要なものなのです。
さて、美容としてのまつ毛はどうでしょうか?
女性は出来るなら、魅力的に、かわいらしく見られたいものです。
まつ毛のある目元は第一印象でも、特に強い印象をあたえるパーツです。
目ヂカラ、と俗に言われるように、人と対面した時、真っ先に視線が向かうのです。
目元はつり上がっていればきつい性格やクールな印象、たれ目だと温和で優しそうな印象になります。
他にもぱっちりしている目の人、切れ長の、丸めの目の人、他には目のパーツが離れ目の人や近めの人、色々な人がいます。
魅力的だと感じる女優やセレブのようにパワーのある目ヂカラのある人になりたい人はたくさんいるだろうと思います。
ですが、目の形は生まれつきのもので、基本的には今更どうこう変えられません。 そこで、比較的手軽に目ヂカラを演出できるまつ毛の出番なのです。
まゆ毛 二重 アイライン
まゆ毛を描いたり瞼を二重にしたり、アイラインをひいたりしても確かに目元に変化はおきます。
ですが、女性らしさを感じる部分は眉毛でも瞼でもなく、まつ毛です。
少女漫画やお人形のまつ毛は必ずと言っていい程、まるでマスカラや付けまつげをしているかのようにボリュームがあり、パーマをかけたかのようにくるんとしていたりします。
そんなまつ毛は「女性らしさ」の代名詞であり、一番目元の魅力を伝える部分でもあるのです。
なので、まつ毛が短い事でコンプレックスを持っている女性は意外と多いのです。
まつ毛が短いと、目が小さく感じられ、顔全体がパッとしない印象になってしまいます。
ですが、まつ毛が短いとうまくカールさせることすらできず、思うように目を大きく見せることができません。
ですので、長いまつ毛の女性を見ると、言葉にしないまでも、とても羨ましく、あんなまつ毛になりたいという欲求や憧れが起こります。
きっとたくさんの女性が、それでも少しでも長く豊かに見せようと、まつ毛にマスカラやエクステ等のメイクを施している事でしょう。
マスカラやつけまつ毛、エクステ…女性のまつ毛を魅力的にする為に、様々な方法が生み出されました。
それではその中で何が最も魅力的な目元を作り出せるのでしょうか?
日本人はもともとまつ毛が短い方です
だから外国人のようにまつ毛を長くしたかったら、化粧品を使って自分なりに長くしないと、残念ながら魅力的な目にはできません。
一番手軽にできる方法は、ビューラーでカールさせ、付けまつげやマスカラでまつ毛を長く見せたり、ボリューム自体を増やす事です。
マスカラは、ボリュームマスカラ、カールマスカラ、マスカラ下地など必要に応じて使える商品が色々なメーカーから出されています。
しかし、この方法は、手間と時間がかかる上、元のまつ毛の長さや量によって限度があるという欠点があるのです。
その点、つけまつ毛なら、その心配はありません。
これは付けるコツさえ掴めば、長さもボリュームも思いのままです。
ただ、つけまつ毛が剥がれないよう、つけまつげの根元に、グル―というつけまつげ専用の接着剤を薄く均一につける必要があります。
それが瞼に刺激を与え、付け続けることによって自分のまつ毛も傷んで、抜け落ちてしまう可能性もあります。
そしてマスカラもつけまつ毛も、すっぴんになってしまえば元の木阿弥です。
そこで、メイクを落としてもなくならない、まつ毛のエクステンションです。
エクステは、化学繊維等から作られた人工のまつげを、グルーを使用して自分のまつ毛に編みこみ、装着する方法です。
まさしく一本一本丁寧にまつ毛に着けられるので、自然なまつ毛を演出することができるのです。
マスカラや付けまつ毛に長時間かけていた、メイク時間も短縮できるかもしれません。
しかし、まつ毛エクステは自分でやるものというより、専門店でそれなりのお値段でやるものです。
それにこの人工のまつ毛、元のまつ毛が抜け落ちると、一緒に落ちてしまいます。
何と1時間かけてまつ毛エクステしても、一か月程しかもたないのです。
そして落ちてしまったら、またつけ直すために専門店へ行かなくてはいけません。
また、この方法もまつ毛の付け根にグル―ををつけていくので、瞼がダメージを受けることもあるのです。
瞼や目元を痛めてしまう
どの方法でも瞼や目元を痛めてしまうという非常に残念な状態が現状なのです。
それでも瞼や目元を痛めずに魅力的なまつ毛を作りたい。
そんな女性に朗報があります。
メイクをとっても無くならず、目をいたわりながら魅力的なまつ毛を作る唯一の方法…それは、まつ毛の育毛です。
どんなシチュエーションでも存在感を発揮する天然のまつ毛、それこそが理想のまつ毛メイク法ではないでしょうか。
自分のまつ毛を育てる訳なので時間はそれなりにかかります。
しかし、育ったまつ毛は、まぎれもなく自分のものです。
その様子はまさに自然そのもので、メイクが無くても魅力的なまつ毛を演出していきます。
お店やインターネットなどで、まつ毛育毛剤は売っていますが、美容外科医や眼科専門医に相談するのがベストでしょう。
ちなみにまつ毛の育毛、これは不思議とまつ毛に関するコンプレックスのある無しに関わらず、興味を持たれているある女性が多いです。
コンプレックスのある人は当然として、ない人はどうしてそんな事に興味を持つのか不思議ですね。
これは、今あるまつ毛をキープし、まつ毛の育毛によって、より魅力的に見せていたいという気持ちがどこかにあるからなのです。
年齢や季節、加齢によって起こりうる美しさの変化をもあらかじめ想定して、それでも魅力あるまつ毛をキープしたいのです。
このようにまつ毛たった一つとっても、女性の美容に関する興味はこのように果てしもないものなのです。
そう、女性の美への探究心には終わりはないのです。
まつげ育毛剤 ラティース
2009年1月の発売と同時にハリウッドセレブの間で爆発的な人気を呼び、今や世界的に話題となっているまつ毛育毛剤です。
効果
ラティースは、世界で初めてFDA(米国食品医薬品局)が医薬品として認可したまつ毛育毛剤です。
FDAは日本でいう厚生労働省にあたるところで、国が効果を立証している医薬品ということになります。
医薬品ですので、臨床試験において十分な効果が確認されています。
その臨床試験で使用した78%の方にまつ毛の長さ、太さについて高い効果が確認されています。
ラティースはビマトプロストという、まつ毛を濃く太く長くする作用がある成分を主要有効成分としているからです。
ビマトプロストを含むものと含まないものとで臨床試験を行い、比較しました。
すると、試験を開始してから16週目で、ビマトプロストを含むものを塗った方が、含まないものを塗った場合より4倍の効果がありました。
また、ラティースを使った臨床試験において、年齢が高くなるにつれて効果が高くなっていく結果が出ています。
具体的には、45歳未満では約67%、45歳以上~65歳未満では約83%、65歳以上では約91%もの効果がありました。
ラティースには、年齢とともに弱くなるまつ毛の毛根に対して効果が強く働いているようです。
まつ毛が伸びるので、自然にマスカラがとても塗りやすくなります。
使用方法
毎晩眠る前に1滴、まつ毛に塗るだけです。
ラティースは毎回新しいブラシを出して左右とも使うので、清潔に使えるのが魅力です。
丁寧にクレンジングしても取りきれない汚れはあるから、常にキレイなブラシを使えるのはとても良い点です。
ブラシは一見硬そうに見えるものの、思ったほどチクチクした刺激はありません。
副作用
ただし、ラティースを使用している約4%の人に目の赤みやかゆみを感じることがあるそうです。
基本的には安全ですが人によっては副作用が現れる場合があるので、あまりにひどい症状が現れた場合は医師の診断を受けて下さい。
確率としては4%とわずかで、医薬品として安全性は確認されているので問題ない場合がほとんどです。
備考
外国の商品は日本人には合わないのでは…と心配される方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
ラティースはアメリカ製ですが、臨床試験では、ラティースを使用してから16週目までに効果が出た人は、アジア人で72%だったんです。
安全面についても、白人と全く同じで問題はありませんでした。
また、目元が引っ張られるような感じで、なぜか自然な二重が続くようになる人もいらっしゃるようです。
ラティースを使用すると、少なからず目元のお肌が引っ張られるような感覚があります。
まつげ育毛剤 ルミガン
ルミガンは、世界で初めてFDA(米国食品医薬品局)が医薬品として認可した、まつ毛育毛剤ラティースの販売元と同じアラガン社の商品です。
効果
成分も効果もラティースと同じです。
まつ毛が伸びる、太くなる、コシがでる。密度は変わらないという人と変わるという人がいました。
効果は1週間後~2ヶ月後に出たという人がいましたので、最初効果がでなくても、辛抱強く使った方がいいようです。
更にアメリカでは抗がん剤の副作用でまつ毛を失った患者さんに処方したりもしています。
ルミガンとラティースの違いは、ルミガンにはアイブラシが付いていないというだけです。
この違いだけで全く価格が変わるんです。
まつ毛育毛剤に興味はあるけれど、効果のあるものは高いから…と諦めていた方にもお勧めです。
ビューラー・パーマ・エクステ等で傷んでしまったまつ毛や、これまで専用の育毛剤で効果を実感できなかった方におすすめの育毛剤です。
ルミガンは、まつ毛の長さ25%、密度106%、色の濃さ18%アップという、まつ毛を伸ばす結果が出ました。
まつ毛の成長期の成長段階を延長し、まつ毛の本数を増やすのです。
使用方法
ルミガンの使い方は1日1回、ルミガン1滴をまつ毛の根元に塗るだけです。
ルミガンを細めのアイブラシに落とし、アイライナーをひくようにぬってください。
なかには1日おき、2日おきという人もいます。
ただし、塗るのをやめると、効果はなくなるそうです。
副作用
ルミガンの使用により目の充血やかゆみ、球色の変化、色素が沈着する可能性があります。
もし、そのような症状が現れたら使用を控えて下さい。
色素が沈着しないように、できるだけ、まつ毛以外のところには塗らないようにしたら良いでしょう。
しかしご安心ください。
この薬は、元々は目薬に使われるものですので、成分的には安心なものです。
しかし、元は眼圧を下げる薬だということはお忘れなく。
まつげ育毛剤 ケアプロスト
インドの会社が発売する、「まつ毛の成長を促進し、長く濃くする効果がある」とFDA(米国食品医薬品局)で認可されている唯一のジェネリック医薬品です。
効果
ケアプロストに含まれるビマトプロストという有効成分の効能によって、まつ毛の成長が促進されます。
ビマトプロストの主な働きは、まつ毛が長くなる、まつ毛が太くなる、まつ毛の色が濃くなるというものがあります。
臨床実験でも、長さ25%、密度106%、色の濃さ18%上昇しているという確かな裏付けがあります。
使用から16週間ですべての要素が改善したという人の割合が全体の8割にもなるのです。
このように、ケアプロストはただまつ毛が長くなるだけでなく、密度や色の濃さなどを含む、トータルでまつ毛のボリュームをアップしてくれる理想のまつ毛育毛剤なんです。
そして丈夫なまつげが生えることで、抜けにくくもなるし太さも出ます。
髪の毛もそうですが、毛というものは傷むと細くなっていきます。
それを防ぎ、丈夫なまつげを増やせる薬としても、話題になっているのです。
しかし日本ではケアプロストは認可されていないため、個人輸入代行業者を利用して購入する方が多くなっています。
使用方法
まず、コンタクトレンズを使っている人は必ず外してから使用してください。
夜のスキンケアの後に、別途のアイテムでまつげの根元に塗るだけです。
リキッドアイライナーの要領で、まつ毛の根元にひとはけ馴染ませれば完了です。
副作用
ただし、副作用として、色素沈着、結膜の充血、目のかゆみ、目の痛み、ゴロゴロ感、まぶしいなどが発生する可能性があるので要注意です。
もしも色素沈着の症状が現れたら、使用を3日ほどやめれば、色素が元の肌色に戻るので、特に心配はありません。
他にはドライアイを引き起こすことがありますが、この場合も症状に合わせて使用を制限することで改善されますので大丈夫です。
本来は緑内障の薬として点眼薬として使用されていたものなので、目の中に入ってもそんなに心配することはありません。
しかし、元は眼圧を下げる薬だということはお忘れなく。
また、効果絶大なので、瞼以外に塗ると、液がしみた部分の毛が濃くなるという報告もありますので、くれぐれも塗りすぎには注意です。
まつげ美容液 リバイタラッシュ
全ての始まりは、夫が病気の妻に贈ったもの…ガンと戦う妻のまつ毛の為に眼科医の夫が開発したまつ毛育毛剤です。
夫婦の意志により、リバイタラッシュの売り上げの一部は、乳がん研究と治療のための支援団体に寄付されています。
効果
リバイタラッシュは劇的にまつ毛が長くなると口コミでも大反響の商品で、個人差がありますが、3週間から10週間程度で(早い人なら3日という人も!)、その効果は表れます。
まつ毛の間隔がはっきりと密になって、友人からも見てわかるレベルにまで到達できます。
そして二か月目頃に至れば、ビューラーに挟むまつ毛の量・長さ・コシが明らかに前と違います。
ビューラーで上げただけでもカールがとれにくく、しかも抜けにくいまつ毛になり、マスカラなしで外出する程まつ毛に自信がついたのです。
効果が半年以上使ってもまだ残るというコストパフォーマンスの良さも見逃せません。
ロングなまつ毛を手に入れたい、薄いまつ毛、まだらなまつ毛や短いまつ毛から卒業したい人に最適なまつ毛育毛剤なんです。
使用方法
毛先が筆のようになっているのでリキッドアイライナーをひくように、筆に少しとり、毎晩寝る前にまつげの生え際から5mm程度離して1日1回塗るだけです。
下まつ毛には上まつ毛より更に極少量をひと塗りします。
垂れるほど多くつけたりすると目に入ったりする可能性があるので、少しにします。
使用前は必ずパッチテストを行いましょう。
また、リバイタラッシュは小麦由来成分を含むので、皮膚に塗らない様に細心の注意をしましょう。
副作用
使用後に赤味、はれ、かゆみ、刺激等の異常が現れたり充血、かすみ目、まぶたが腫れる事があります。
しみたり、かゆみが出る場合もあり、目の周りがクマのように黒ずむ時もあります。
虹彩という瞳の茶色い部分が黒っぽくなる事もあるので気を付けましょう。
年齢によって変わるまつ毛デザイン
顔の印象を決める大切なパーツ、まつ毛によって人間は目ヂカラを手にすることができます。
しかし目ヂカラと言っても、どの年齢も同じまつ毛のメイクが理想的なのではありません。
年齢によって目の周りの強調したい部分、カバーしたい部分は変化していきますので、各年齢層に多くみられるデザインをまとめてみました。
10代
カリスマモデルを参考にしたギャルメイクが人気の10代は、下まつ毛を目よりも少し下につけ、垂れ目に見せる可愛いメイクが人気です。
まつ毛は長さ・ボリュームともに重点が置かれ、ビューラーでくるんとカールし、目を出来るだけ大きく強調したまつ毛デザインが多く見受けられます。
ナチュラルにメイクしたい人には、アイメイクは、アイラインを粘膜にまで塗ってしまうと濃くなりすぎるかもしれません。
濃い目のブラウンでまつ毛を繋げる感じで、できるだけ細く引くようにして、濃くなりすぎますので、下のまぶたには引かない方がベターです。
つけまつ毛やマスカラは敢えて使わず、ビューラーでカールさせることで目を大きく見せます。
20代
目尻に長さを出すことで大人らしさを出すこともでき、ボリュームもさることながら、長さに重点を置き、目尻にかけて長くするデザインが多く見られます。
目ヂカラをつけるためにはアイメイクが必要ですが、あまり盛りすぎるとギャルっぽくなってしまいます。
ナチュラルにするにはやはり」ブラウンがおすすめで、アイラインをブラウン系で引いてみたり、アイシャドウでまぶたの際をグラデーションにすることで目がはっきりとしてきます。
もし、目が一番引き締まって見えるからどうしても黒を使いたい、という人はアイライナーは太くならないように注意してください。
下まぶたにはベージュのアイラインや目頭のハイライトで、いわゆる涙袋を強調すると、ちょっとセクシーな目を演出できます。
30代
盛りメイクは若い女性の間で主流ですが、30代女性の武器は、大人の女性の艶っぽさです。
アイシャドウは薄いピンクと目元部分のみにベージュをのせ、その上に軽く被るように薄いピンクをのせていきましょう。
アイライナーはリキッドタイプとペンシルタイプの両方を使用し、リキッドタイプのアイライナーを上睫毛の間を埋める時に使用することにより、自然且つ目元をはっきり見せる効果があります。
まつ毛はマスカラでも付けまつげでも、ボリュームマスカラを使い、目尻にボリュームと長さが出るようにして、切れ長の目は大人のセクシーな目元を演出します。
仕上げのビューラーも忘れずに使い、ボリューム・長さともにナチュラルな印象に仕上げます。
40代
若い女性を意識したメイクやファッションを真似するのではなく、トレンドを意識しつつ、自分の年齢の魅力を活かしたメイクをした女性は、若々しく見えるます。
年齢と共に下がり気味になる目尻の印象をカバーするような、中心をカールさせ、瞼が引き上がって見える、アンチエイジングの要素をもったメイクが多く見られます。
目は大きく見せますが、あくまで自然で、大人の女性には正面から見る時の目ヂカラよりも、横から見たり伏し目がちな時の美しさを強調するのが一番のようです。
また、敢えて垂れた眉尻と淡い色でホンワカ和み眉にする方法もあります。
眉尻は眉頭より高く描くのが一般的なセオリーですが、少し柔らかい顔立ちにするため、眉頭と同じ高さまで下げます。
自然な色合いにする為に、明るい茶のアイブロウマスカラで眉の色合いを上げて優しい印象にすれば、大人かつ優しげな印象が得られるでしょう。
以上の文が証明するように10代20代は、とても派手で、まつ毛で目を飾るようなメイクが人気です。
そして、年齢層が上がるにつれ、元のまつ毛の美しさを生かす自然なまつ毛デザインに変わり、年齢とともに衰える部分をカバーするメイクへと変わっていくようです。